屋根裏部屋でホコリをかぶっていた本を引っ張り出して来ました。ちょっと気になった部分だけを取り出して「個人の感想」を書いてます。
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ヒナタ様からメールをいただきました。
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ちょっと気になった記事をネットで見つけたのでお知らせします。(どこに投稿したらよいかわからず、このアドレスに書いています。)
私はオークリーさま以外に、『どうしても…』さま、『ヘカテー』さま、『皇室問題Index』さまも愛読しておりますが、どなたも取り上げておられず、ぜひ、オークリーさまのところで検討していただきたいと思いまして…。
nikkei PB net のコラムの中で、田原総一朗が次のような題目で、二日ほど前に記事を書いています。
『 「女性天皇」「女系天皇」についても侃々諤々と議論せよ 』で検索されると出てきます。
普段の田原総一朗の考えはよく知らないので、この意見をどう捉えたらよいのか、検討してもらおうと思ってメールしました。
一度、田原氏の記事を読んでみてくださいませ。
お知らせまで。

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政府が「生前退位」だけ先にやるよ、と言ったので、「女性天皇」については一服感がありますがw
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/100463/083100080/ @rink

読んでみました。

田原総一朗、朝ナマでしか見たことないなー。
いろんな番組にコメンテーターとして出ていたけれども、彼の発言をまともに聞いていたことがないので、唯一覚えているのは「共産党はだまっていなさい」とかって仕切った時、つい笑ってしまった。

なんか言うことが「生ぬるい」ような気がするんだけれども、いろいろ気配りしなくちゃいけないから、とも思ってた。

ただ、今回彼のwikiを読んで、うん、これのせいもあるかな?と思ったのは、史学科卒。
皇太子さまもそうだけれども、史学というのは「学びどき」ってあると思うんだよね。
高校から大学のまさに青年期に史学を学んだ人というのは、その出来事が後世に与えた影響の善悪とは別に、その時代にあったこととして見られる目を養っているような気がするんだ。

この頃、ジャーナリスト出身の「歴史家」が、いかにもの本を書いて、いっぱしの歴史通みたいなことを言うけど(その連中の多くは皇室のことも多く語って専門家面しているけどね、特に男系男子派に多い)そういう連中の根拠には自分の結論にあうことを持ってきて、持ってくるのはいいんだけど、それを歴史だと(史実のように)断定しちゃうでしょ。
史実としては本当なのかどうか、そりゃあ、真実はわからない、論理としてもいくつかあるかもしれない、しかし、一応わかっていることを根拠として論じてほしいけれども、皇統の話になるとそこをすっとばす。

よしりんは女性天皇いいじゃないですか、愛子さまは年回りもちょうどいいし、皇太子さまのお子さんだし、(ここが気に入らないけど)、今上リョーヘーカというとてもいいお手本が身近におられる、と言う。

櫻井よし子は、男系男子で125代続いてきたのは、それなりの歴史上の理由があるに違いないからそれを今はずしたら天皇の意味が変わってくる、歴史というより日本文化のひとつになっているものへの冒涜だ、と言う。

八木秀次は神武天皇のY染色体がぁ~、でデビューした。

西尾幹二は「中国が攻めてくる」といい、小和田は中国の手先だと断じ、雅子さまの適応障害をとりあげて、精神障害=きちがい=治らない=妻のきちがいが皇太子にうつったらコトだ、と言い、2年位前から医学は進歩してるから、子どもができない、ということはもうない、と自分のブログで言っている。ついでに「幼帝」が好みなんだと。

こういう電波ゆんゆんの連中はまだ他にもいて、だからユージンサマまでは通せというのが、皇室話をする界隈にはうじゃうじゃいるので、頭が痛くなってくるのだけれども、田原が史学科出と聞いて、この人の元で「侃々諤々」やるのは悪くないかも、と思っている。

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前にも書いたと思うけれども、楠正成を祀ってある湊川神社、そこへ行った時の話。

湊川神社は大きくて立派で「忠君愛国」の旗がはためいている。
まぁ、靖国みたいなもので、今の天皇陛下への崇敬もハンパではない。
むろん、徳仁皇太子殿下の悪口なんか書いてないよ。
案内役の人の皇室への敬意もあふれんばかり。
皇太子殿下もここを訪れておられる。

その近くに小さな神社があって、足利神社、尊氏が祀ってある。
そこに「浩宮徳仁親王殿下行啓」の石碑がちゃんと建ってるんだよね。
年代からいうと、どうも史学科の学生としてフィールドワークでいらしたようだ。
足利尊氏は、水戸国学派が力を持っていた間は逆賊だった。
後醍醐天皇を最後まで支えた楠正成の話の方が有名だし。
でも近年の研究で、尊氏逆賊は、そうではなかったらしいこともわかってきたみたいね。

だいたい南朝と北朝がかわりばんこで天皇を出していた南北朝時代、後醍醐天皇が次は北朝の番だのに、自分の息子を皇太子にしたがって抵抗したとか、南朝が滅んで北朝は正統性がないと言われたこととか、男系男子派はこの時代のくっちゃくちゃになった皇統をどう考えているんだ、と思うんだけど、一足飛びに神武へ行っちゃってあーでもないこーでもない、とうるさいでしょ。

岩井克己なんかえらそーに皇太子さまに指図なんかしてるじゃない?

小さな神社に建てられた石碑を見て思ったんだ。
徳仁皇太子殿下が皇統を受け継ぐ身分であることに加え、歴代の天皇とその時代を勉強されているのはどういう意味があるか?
私は歴史に詳しくないけれども、楠正成を見て、天皇マンセーだけでなく、ちゃんと敵対した足利尊氏も調査されてる浩宮さまは、「天皇とは何か」「自分も歴史の中の天皇の一人として生きていく意味」「さらに将来の皇太子に受け継がせるべき大事なものは何か」
アキヒトさんとは違うご自分なりの天皇へのアプローチをされているお人なんだな、と思ったのね。

少なくとも近視眼的な方ではないと。

で、そのアプローチの仕方は、現代にも通じる非常に好もしいやり方でもある、と思ったの。

徳仁皇太子を非難する連中は、少なくとも皇太子殿下がどのようなことを考えておられるか、ちゃんと調べてから叩け。

皇太子はいまだ何も言わない、と岩井たちはそれも叩きにするけれども、ご忠言などと偽って無礼なことをぬかす前に、皇太子殿下の足跡を調べたらよろし、ある程度、殿下のお考えはわかるように思う。
ジャーナリストだの歴史家だのと名乗るのはそれからだ。

--------- というわけで、田原総一朗氏の記事です。

天皇の在り方を巡って大激論
 天皇陛下の「生前退位」ビデオメッセージ(関連記事参照)を受け、8月26日のテレビ朝日の番組「朝まで生テレビ!」で「象徴天皇と“生前退位”」というテーマで議論をした。生前退位を巡る皇室典範の改正などを議論したが、その際に大激論となったのが、女性天皇や女系天皇(母方が天皇の血筋を引く天皇)も認めるかどうかの問題だ。
 生前退位自体については、進め方は別にすれば、パネリストはおおむね賛成だった。だが、女性天皇、女系天皇には大反対の声が上がった。
 こうした議論は、今に始まったものではない。2000年代半ば、天皇陛下の孫の世代に皇位を継承する男子がいないことに危機感を持った自民党の小泉純一郎内閣は、女性天皇を容認することに意欲を持っていた。
 05年11月、小泉純一郎内閣のもとに設置された「皇室典範に関する有識者会議」は女性天皇や女系天皇を認める最終報告書を提出した。だが、男系を主張する保守派の反対もあり、06年に秋篠宮文仁親王と同妃紀子さまの間に悠仁親王が誕生したことで、議論は中断されてしまった。
 民主党の野田佳彦内閣では、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ「女性宮家」の創設を検討した。しかし、これも2012年に自民党の安倍晋三内閣へ政権が移ることで中断されてしまう。
次ページ: 皇統の正当性とは何か
皇統の正当性とは何か
 女性天皇、女系天皇については、反対する者が多い。ただ、日本の明治以前の歴史を振り返ると、推古天皇をはじめとする女性天皇は8人いた。別に女性天皇が即位しても、おかしいことは何もない。
 しかし、これまでも女性天皇はあったが、あくまでもそれは一時的な存在で、間違っても女系天皇は認められないという。日本は神武天皇以来、2000年も男系の伝統が続いていたが、女系天皇を誕生させると、その伝統を変更することになり、皇統(天皇の血統)の正当性が失われる、というのだ。
 それならば女性天皇だけ認めればいいのかといえば、女性天皇を認めると女系天皇につながる危険性があるという。
 例えば、皇太子ご夫妻の長女・愛子さまが、やがて天皇になったとする。当然、愛子様は結婚をし、子どもを産むが、愛子さまの子どもが天皇になると、それは女系天皇となるからだ。
 女性天皇を認めて、女系天皇を認めないとするなら、女性天皇は皇位継承権のある子どもを作ることができないというおかしな話になる。
 だが、そもそも神武天皇の祖先である天照大御神は女性である。天皇家は天照大御神の子孫なのだから、女系ではないのか。天照大御神を神話的な存在と片付けることもできるが、そうなれば神武天皇も神話的な存在と言えなくもない。いずれにしても男系男子にこだわることには無理があるのではないのか。
次ページ: 天皇を男系にこだわることに無理がある

天皇を男系にこだわることに無理がある
 しかも今の時代では、男系を続けることは非常に難しい。
 昔は、皇室で側室が後継者を生むことが認められていたが、今の婚姻制度は一夫一婦制なので、天皇に例外を作らない限りそれは難しい。そのようなことは事実上できないので、そうなると男系男子の天皇を続けることは極めて難しくなる。つまり、男系にこだわると伝統を守ることなどできなくなるのだ。
 そもそも女性を排除するという考え方は今の時代にそぐわないのではないのか。これまで日本の権力者は、摂政、関白、太政大臣、征夷大将軍、大名、武士まで全部男性が担ってきた。こうした女性排除の考え方が、これから新しい時代の天皇の在り方を考えていくうえで、そぐわない考え方であるのは明らかだろう。
 男女同権になったのは、戦後の話だ。男女雇用機会均等法が施行されたのも、1986年のことだ。こうして世の中がどんどん変わる中で、女性天皇や女系天皇を認めないというのは非常におかしな話なのではないか。
 僕は「朝生」でそう主張したが、反対の意見を強く主張する人は、それでも天皇についてはあてはまらないとして、そうした意見を受け入れがたいと考えているようだ。
次ページ: 生前退位にまつわる賛否両論


生前退位にまつわる賛否両論
 生前退位にも、賛否両論がある。
 反対する勢力は、生前退位に三つの大きな問題があるという。
 一つは、生前退位をした天皇と次の天皇、二人のバランスをどうするかということだ。明治以前は、生前退位が認められていた。生前退位をした天皇は、上皇となる。歴史を振り返ると、その上皇が非常に身勝手なふるまいをするケースがあったというのだ。
 もう一つは、生前退位を認めれば、時の権力者が天皇と対立した時に、圧力をかけて生前退位をさせる恐れがあるということだ。生前退位を認めたとしても、すぐにはそんな問題は起きないだろうが、50年後には分からない、という。
 もう一つの問題は、皇室典範の改正には時間がかかるということだ。先ほどの「朝生」の出演者たちも、生前退位を認めることには賛成していた。しかし、生前退位を認めるために皇室典範の改正まで議論をすると、時間がかかってしまう。
 だから生前退位を仮に認めるとしても、今回は特別立法によって、現在の天皇陛下に限り生前退位を認め、その後で改めて皇室典範の改正をすべきだという「二段構え」を主張する意見もあった。特に自民党は、憲法改正を目指しているから、皇室典範の改正に時間をとられていると安倍政権で憲法改正の時間がなくなってしまうこともあり、こういった意見も根強いのだろう。
次ページ: 皇室典範を制定した時とは時代背景が全く異なる

皇室典範を制定した時とは時代背景が全く異なる
 「朝生」の議論では、「天皇家はずっと続いているのに、前例を踏襲するときに、なぜ明治からの太平洋戦争が終わるまでの前例を選択的に踏襲するのか」という指摘もあった。
 明治時代に皇室典範が制定されたときには明治政府の後ろ盾となる明治天皇を退位させないようにする必要があったし、太平洋戦争の終戦後に皇室典範が改正されたときには、天皇の戦争責任は不問にして象徴としてスタートした天皇制を守るために退位を認めなかったという背景があった。しかし、今の時代に皇室典範を改正することになれば、そうした背景は考える必要がないというわけだ。
 では天皇陛下は、どのように考えておられるのか。8月8日に放送された、天皇陛下のビデオメッセージの言葉から、天皇陛下の本当のお気持ちが見えてくる。天皇陛下は、自分だけの生前退位を望んでいるわけではない。
 ビデオメッセージの中で、「社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか」というお言葉があった。これは、高齢化によって同じ問題が繰り返される可能性があるので、自分自身のみならず、皇室の将来を考えて生前退位を考えてほしいというお気持ちが読み取れる。「2年後には、平成30年を迎えます」というお言葉には、あと2年という十分な時間をもって議論を尽くしてほしいというお気持ちも読み取れる。
次ページ: 今の時代にあった皇室典範に変えていくべき

今の時代にあった皇室典範に変えていくべき
 また、「伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し」というお言葉からは、天皇制を守り続けるためには、女系天皇も含めた選択肢も必要であることを示唆している。
 僕は、女性天皇も女系天皇も認めるべきだと思う。戦前から続く女性排除の伝統は変更すべきだろう。
 世界では、続々と女性のトップが誕生している、アメリカでも、ヒラリー・クリントンという女性大統領が誕生する可能性が高い。イギリスではテリーザ・メイ首相そしてエリザベス女王、ドイツではアンゲラ・メルケル首相と、女性が次々とトップの座についている。こうした時代に、日本は天皇だけは特別な存在で男性に限るというのは、おかしな話だ。
 この機会に、生前退位のみならず、女性天皇、女系天皇について徹底的に議論をし、今の時代にあった皇室典範に変えていくべきだと思う。
 
田原 総一朗(たはら・そういちろう)
 1934年滋賀県生まれ。早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。1987年から「朝まで生テレビ!」、1989年からスタートした「サンデープロジェクト」のキャスターを務める。新しいスタイルのテレビ・ジャーナリズムを作りあげたとして、1998年、ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞。また、オピニオン誌「オフレコ!」を責任編集。2002年4月に母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている。
 著作に『ドキュメント東京電力』(文春文庫)、『塀の上を走れ―田原総一朗自伝』(講談社)、『元祖テレビディレクター、炎上の歴史(文藝別冊)』、『日本人と天皇 昭和天皇までの二千年を追う』など多数。
 近著に『安倍政権への遺言』(朝日新書)、『戦争・天皇・国家』(角川新書、猪瀬直樹氏との共著)、『人の心を掴む極意』(海竜社)がある



田原氏の記事に対する感想

この機会に、生前退位のみならず、女性天皇、女系天皇について徹底的に議論をし、今の時代にあった皇室典範に変えていくべきだと思う

政府が生前退位だけを切り離して特措法でいくということに対して田原氏は、生前退位も典範改正で、と思ってるのかな?
それなら、どうしても「政府批判」みたいなものが入っているのは、ジャーナリストの宿命みたいなものか、とぬるく思ってあげますw

しかし、政府がアキヒトさん一人だけで考える、と女性天皇・女系天皇の問題と切り離したのは正しいと思う。

アキヒトさんの主張で問題になるところは

http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12#41 @rink

>日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。

象徴的行為としてアキヒトさんが「大切」と感じたわけだよね。

どんな旅かと言うと

>皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行おこなって来たほぼ全国に及ぶ旅は

と、ピン刺し徘徊と言われる旅です。
皇后と一緒のこの旅をアキヒトさんは「天皇の象徴的行為」と位置づけています。
アキヒトさん「が」位置づけてるわけね(ミテ子サマ、最初はアテクシ反対したのよ)

で、次ですが

>天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。

アキヒトさんは「国事行為」と「その象徴としての行為」を並列してます。
ドサクサまぎれに、という感じです。
なぜなら、国事行為というのは、憲法第七条にちゃんと明記されている天皇の「お仕事」だからです。
天皇は「国事行為」をしなくちゃいけないのです。
次の天皇、皇太子さまもきっとおなりになると思う愛子さまもです。

どういうことかと言えば

第7条
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七 栄典を授与すること。
八 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九 外国の大使及び公使を接受すること。
十 儀式を行ふこと。

この十項目ですね。

憲法に規定された国事行為とアキヒトさんが感じた「象徴としての行為」は同列で語っていいものではありません。
現天皇であるアキヒトさんの中では同列かもしれませんが、皇室典範で生前退位をうたうなら、どの天皇に対しても「象徴としての行為」を強いることになります。

アキヒトさんは「国事行為」が出来なくなったから生前退位をしたい、と訴えるべきでした。

ところが憲法は

第4条
天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ(略
2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

と、国事行為は委任できる、としてるんですな。
そして「摂政」です。
〔摂政〕
第5条皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。

「摂政」についてアキヒトさんがごたくを並べていたのは、国事行為だけでは退位の理由にならないからでしょうね。
だから、皇后とともにあちこち徘徊した「象徴としての行為」を入れたと思われます。

しかし、皇太子さまも50歳を過ぎた働き盛り、「象徴としての行為」をご自分なりに十分考えておられるでしょう。
その方策をどうするかも、絵図面はほぼ出来上がっていると思います。
(私は皇后との旅ではなく、別のものだと思ってますがねw)
だから、天皇が哀願した「生前退位」はアキヒトさん一人のための特別法でいいのです。
腐っても天皇だし、言い出したらきかない爺さん婆さんだから。
婆さんはもっと若いとき、週刊誌に贅沢を非難する記事を書かれて、カッとなり、宮内庁頼みではなく自分で言い返しました。
皇后が自ら週刊誌に反論する、という程度の低い騒動でした。
爺さんもあの時の効果を再び、と思ったのかもしれません。
しかし、憲法違反と言われるとは思ってなかったでしょう。
それだけ、国民の憲法に対する理解が進んでいるということです。
でもまぁ、やめたいというならやめさせたらええやん、という優しいのか厳しいのかよくわからない「生前退位賛成」、巷には「冥途の土産」という言葉もありますからねw

--------

さて、それで「女性天皇・女系天皇」の方ですが、

憲法では

〔皇位の世襲〕
第2条
皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

とあります。

「世襲」なのです。

「日本国憲法第一条」がある限り、日本には「天皇」は必要なのです。
制度ですから、どんな人だろうと難しい文句はつけてません。
ハゲだろうがデブだろうが、ただし今は「男」でないといけない、しかしながら現実は「男」が払底している。
安定的に皇位の継承が行われるよう、「男限定」をはずす、こんなシンプルで効果的な解決方法はありますかね?

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私としては、アホ天を戴く不幸、という経験を28年継続的にさせられているんで、何か制度的にアホ天を排除できるものは作れないかと思ってるんですがね…いや、これは冗談w

「美智子の逆襲」の時もそうですが、宮内庁はいったい何をしてるんですかね?

昭和天皇が香淳皇后を伴われて初めて海外へお出になられた昭和46年

 

アメリカとしては、昭和天皇戦後初の外国訪問をアメリカにしてほしくて、いろいろ働きかけをしたが、ヨーロッパが先になった。
しかし、アンカレジ経由で行かれることが決まると、アメリカ側は、ニクソン大統領夫妻が出迎え、そこでわずかな時間だが、歓談される場所を作りたいと申し出をした。
昭和天皇・香淳皇后が戦後初の外遊でアメリカの地を一番先に踏まれたという既成事実を作りたいという理由だった。
ところがプレスも来るという情報を得て、宮内庁長官宇佐美は、特別に侍従を先行させた。
昭和天皇は誠実で頭のいい人だが、記者どものどんな質問にひっかけられるかわからない、と心配したからだ。
交渉の結果、大統領夫妻出迎えに対し、天皇がお礼の言葉を書いたものを読み上げるというスタイルに決定し、記者たちの質問は受け付けないということを徹底させた。

戦後から4半世紀、まだまだ微妙な問題を抱えていたとはいえ、宮内庁の先回り工作の徹底ぶり、平成も見習うべきだろう。

宮内庁長官が自ら皇太子夫妻を会見の場で公開いじめをする、ということが何度も行われる異常事態が平成という御世なんですが?
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今回は大丈夫なのかな
田原さんて野田の女性宮家の時に有識者メンバーで官邸に意見言いに行ってたけど、女性天皇はいいけど女系はちょっとという感じだったように記憶してます。
あの人の感じなら女系OKと言うと思ったけどなんだと感じました。
でも今回は女系天皇をはっきり認めるべきと言ってます。
良い方に変節したのであまり言いたくないけど今回は最後まで主張を曲げないでほしいと思ってます。
好き嫌いは別にして彼はまあ有名ジャーナリストだしね。
brubru 2016/09/10(Sat)16:10:24 編集
Re:今回は大丈夫なのかな
>好き嫌いは別にして彼はまあ有名ジャーナリストだしね。

主張が「議論しろ」だからねーw
やっぱり保険かかっているなーって思いますね。
この頃あんまり影響力ないんじゃないの?
【2016/09/10 16:38】
無題
先日安倍さんに会いに行っていましたよね。
いつぞやの朝生は見ていませんが、最後に「愛子さまでいいじゃないか」と言っていたというような話は見かけました。
(というか、あの放送は竹田に呆れたという感想がほとんどでしたが)

>皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行おこなって来たほぼ全国に及ぶ旅は

この間のふざけた放送を“平成の玉音放送”と呼ぶ輩もいますが(まあ、天皇の声が“玉音”なんだから間違っちゃいない)これはさしずめ“平成の全国巡幸”のつもりなんでしょう。

父親と長男にコンプレックスを持ち、自分は彼らより優れているように見せようと必死で小さい男。
しらたま 2016/09/10(Sat)16:43:53 編集
粛々とご退位を
田原さんにはアジって欲しくありません。
乱世ゴロみたいで、好きじゃないのが本音です。
今は、特別措置法で粛々とヘーカにご退位いただくことがなによりだと思います。
徳仁様の御代となれば、トーシツででもない限り、妄想やとんでも理論の武装を捨てる連中が増えてくるでしょう。
落ち着いた頃に、女性・女系天皇議論を始めればよいかと。
むろん議論に先立っては、ω君のカミングアウトが現状認識の一つとして不可欠かと思います。もちろん公にするのは、子どもの人権を守った範囲で十分だと思います。
カミングアワ仁 2016/09/10(Sat)17:08:55 編集
了解です!
なんせ田原さんですからね、軽くそおかと思う程度が無難かも。

「憲法第2条 皇位は、世襲のものであつて・・・」
男系派が主張する旧宮家は600年も前の繋がり、これって世襲になるわけ?
それに憲法は男女同権ですから男子は皇族の最年少に一人いるだけなんだから天皇制を続けることが大事と思えばさっさと女性天皇を認める法律を定めて頂きたいですね。

ニクソン大統領は昭和天皇をお迎えしに議会を中座して飛んできた、何としてもお迎えをという感じでした。
給油のためエレメンドルフの空軍基地に寄られた昭和天皇をアメリカに招待されたと記憶してます。
当時ヨーロッパに行くときは南回りか北回りで行くしかなかったのですがニクソン大統領は誇らしげに昭和天皇をお迎えしたようです。
昭和天皇は歴史上の人物ですから。
ニクソンさんはその後残念なことに辞職し実際の訪米の時はフォード大統領になってたのでしたが。

brubru 2016/09/10(Sat)18:35:44 編集
複雑な人間関係と政治問題
男系ってことでかろうじて皇室とのつながりを誇示できる利権を、今後どうやって保証してやるかってことなんでしょう。

実際、余程タブーなのか専門書以外では殆ど見ないが、重大な戦争犯罪と旧皇族数家との関わりは学問上誰でも知ってるし、こうした宮家の子孫の皇籍復帰などありえないのはもともと周知の事のはず。
女性皇族との結婚も、たぶん厳禁なはず。
(昨今の日本会議などの歴史修正主義は、おそらくこの辺に理由があるんでしょう。)

だからこそ、駄々をこねて困らせているんでしょう。

戦後の皇籍離脱も、いくつかの宮家にとっては、単に敗戦による離脱ではなく、実は戦犯容疑からの免責であったはずなのに、某皇室芸人などは本当にあさましい限りです。


それとは別に、東宮家が叩かれているのは、このご夫妻が、日本がかつて戦争に負けたさる某国に「絶対に国を売らない」からでもあるでしょう。

長く続くバッシングは、「あなた方がそんなことでは、この国はやっていかれないんですよ、弟夫婦に替えますよ」と繰り返し翻意を迫られてるということでしょう。
愛娘まで、ありもしないデマを書かれて叩かれているのに、決して譲らず10年以上持ちこたえている。
ホント、偉いと思います。

雅子妃の父上が叩かれるのもそういう背景でしょうね。多少なりとも米国を相対的に見て、自律的に国際問題を考える人は、この国では社会的に殺されてしまいます。
日本人が日本人を引きずり下ろすのですから悲しい話です。
21世紀に入って、その傾向がより顕著になりました。以前ももちろんありましたが、抵抗する人も一定勢力あったのですが・・・。

昨今流行の「反日」「親中」というのは、アメリカべったりでない人に対する攻撃の言葉と考えるべきでしょう。

まあ、美智子さんはそもそも「売った結果」ですから、何をやっても許されるし強いわけです。
実質、天皇よりも上位かもしれませんね。

日本会議は、末端の人達や田舎の氏子さんたちは真面目に信じてやってるかもしれませんが、それを組織として使う上層の政治家にしてみれば、まさにそれは「アメリカ会議」となって機能しているとはよく言われることです。

こうした実態を隠すために、やたらと日本の伝統賛美が前面に出されて持て囃され、靖国神社詣ででガス抜きされるようになったのも、仕方のないことかもしれません。
初秋の休日 2016/09/10(Sat)18:48:17 編集
Re:複雑な人間関係と政治問題
>男系ってことでかろうじて皇室とのつながりを誇示できる利権を、今後どうやって保証してやるかってことなんでしょう。
>
>実際、余程タブーなのか専門書以外では殆ど見ないが、重大な戦争犯罪と旧皇族数家との関わりは学問上誰でも知ってるし、こうした宮家の子孫の皇籍復帰などありえないのはもともと周知の事のはず。
>女性皇族との結婚も、たぶん厳禁なはず。
>(昨今の日本会議などの歴史修正主義は、おそらくこの辺に理由があるんでしょう。)
>
>だからこそ、駄々をこねて困らせているんでしょう。

終戦末期、日本は負けて、昭和天皇は責任をとって殺されるだろうと予測していた軍部の一部は、その場合には別の天皇をたてようと、擁立計画案の宮家の子どもを隠すために、宮崎県のひえつき節で有名な椎葉村など数箇所の下見をしてたって話ありますよ。
気の毒に皇太子であるアキヒトさんを擁立しようじゃないんですねw
なんだかむちゃくちゃですよ、天皇に対する考え方。
源田実あたりが動いていたとか。
彼は特攻作戦の立案者のくせして、なぜだか戦後参議院議員になりましたw

国民感情が優先される国民情緒法なんてのがある国がすぐ隣りにありますけど、日本は法治国家らしく徹頭徹尾法律で対処する、幸せじゃありませんか。

天皇がちょっとお粗末なことを全国放送で言っちゃったのは、いただけないですけどね。
【2016/09/10 19:45】
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「Mrs Oakley Fisher の 台所」の筆頭(あら、えらそうw)管理人が、枕代わりにしている本の感想文を置いています。
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