屋根裏部屋でホコリをかぶっていた本を引っ張り出して来ました。ちょっと気になった部分だけを取り出して「個人の感想」を書いてます。
http://www.ohba.ne.jp/history/39.html @rink

 那須の駅につくと、宮様がお乗りになる黒塗の事が迎えて下さり、それに乗って御用邸に伺った。陛下は私が海津氏の代わりに来ることを、当然侍従の方からお聞き及びでいらしたのだろう。理髪室にお越しになると、一瞬、ニコッとほほ笑まれた。昭和十九年一月四日に私が軍務に戻る旨、ご報告申し上げ、「体を大事にして、元気で行っておいで」とお言葉をいただいてから、十七年余りの歳月が経っていた。しかし、陛下の笑みは、その歳月を一瞬のうちに消し去ってしまった。
 畏れ多くとも、何かお言葉でもいただいたらよいではないか、とお思いの方もいるかもしれない。しかし、昔の教育を受けて育った私には、陛下にお声をかけることなど考えられなかった。また、お言葉をいただかずとも、お優しい笑みを頂戴するだけで充分過ぎる光栄であった。
「有難う」と、その日御理髪が終わると、陛下は昔のようにおっしやった。頭を下げてお見送りしていると、いつのまにか目頭が熱くなってきた。……これが、戦後唯一そして最後の御奉公であった。

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大場栄一という御仁は、このたび文春に〝油っ紙に火のついたようにぺらぺらと〟しゃべった大場隆吉氏のオヤジさんかな?

こちらの父子2代は、栄一氏の父秀吉氏が昭和天皇がまだ東宮でいらした時、渡欧にあたって供奉員に選ばれたことから始まります。

しかし私は、父から御渡欧中の出来事は直接聞いたことはない。御渡欧のみならず、父は、御所にお伺いした折のことも一切口にしなかった。これも現在の若い人には理解できないかもしれないが、殿下にお仕えする者がいかなることであれ、目にしてことをみだりに口外するなど考えられなかったのである。相手がたとえ家族であろうと、それは同じであった。

隆吉氏の腕はいいのかもしれないが、祖父、父のこういう心構えが伝わらなかったのは、残念だったね。





                                         




                            


                           





 

実際に日本の統治者というお立場にあった昭和天皇と、当時ぽーとした子どもだったアキヒトさんとは、戦争に対する悔恨の念は違うとは思うけれども、日本国民統合の象徴としてだったら、「仕事がこなせる」かどうかではなく、這ってでも戦没者慰霊の式典に出たい、というお気持ちをお持ちであるということ、その方が尊いと思うんだけどね。

いい間違えたって、よちよち歩きだって、あるいは車椅子姿でも(ミテ子さん、車椅子押してあげなよ)、それが天皇陛下のお気持ちを表しているのなら、国民はむしろ有難いと思うんじゃないかな。

出来る範囲でやればいいじゃん。
それも出来なくなったら、いさぎよく摂政をつけるんだね。
それに法律を整備している間に、摂政に任せるようになる率の方が高いじゃん。
それとも健康に自信があるのかな(麻生さんじゃないけど、いったい何歳まで生きるつもりなんか?)
あんまり「カッコ」ばっかり気にするのはどうかと思うよ(どうせ気にしているのは、ミテ子さんの方だと思うけどさ)。

「生前退位」なんていかにも論理的に見えるけれども、要するに、アキヒトさん、公務に対して昭和天皇のようなこういう「一生懸命さ」が持てないってことでしょ。
自分の気持ちを聞いてくれ、聞いてくれ、って。

「朕は、どうしても言いたい!」

↓ ここのブログ主さまのマネしたなw
http://blog.goo.ne.jp/chimaki4970 @rink

平成も終焉近く、軽んちょにビデオレターとかテレビ会見とか開いて、「朕の思いを国民に知らしめよう」って画策するのって、どうなの?
誕生日や新年に「朕の思い」を語ってるんじゃないの?

一方国民の方も、知ってどうするの?ってことになるよ。
言えば「憲法違反」、でも憲法違反にならないように言うって、しつこくするその意図は?
要は「知ったからには、朕の思うように路線を引いていけよ」ってことでしょ?
それだと、やっぱり天皇は強権的で威圧的存在であるということにならない?
自ら象徴天皇に汚点を残すようなもんだと思うけどな。

言葉だけで「象徴天皇」の在り方を国民に知らしめるというのは無理があると思うんだよね。

気に入らないと「ムッ」とする。
皇太子家の「孫」だけは絶対かわいがらない。
皇太子という特別な地位にある長男とただの宮家である次男を、肝心な時に限って「同列」に置く(「生前退位」については、降嫁して一般ピープルになった娘まで加えて事前に話した)。

こういう「行為」を国民はちゃんと見ているよ。
「わが身を飾り立てる」「公平でない」「好き嫌いで人を寄せたり遠ざけたりする」「チラッとでも反対されると怒る」

結局、昭和天皇の息子がこれかぁ、という脱力感しかないなぁ。
 

執務中の昭和天皇、アキヒトさんと比べてみてください。 

 

執務中の昭和天皇の写真を勝手に送らせていただきます。
 
昭和天皇記念館のパンフに小さいのですが、カラーのものがあったのです。
カラーで、机全体が見えた方が比べ易いかしら?と思った次第であります。
 
机の上には使用されたものがおいてあり、その後ろに執務中の陛下のお写真があります。
お写真の中の絵画は岡田三郎助画伯の「楊柳」(昭和5年)です。
 
書類の多さの違いは目を見張るものがあります。

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月兎さま、ご無沙汰しております。
お写真、有難うございました。

なるほど、よくわかります。
(アキヒトさんがポーズだけ撮らせたってことも)

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私たちの年代を、人は「70年安保世代」と呼ぶ。
戦争を知らない子どもたちではあるが、太平洋戦争を戦い抜いた壮年たちがごろごろいた。
一方で、戦後すぐ始まった「敗戦」の反省からの左寄り教育は、急速に「戦前」を隠蔽した。

大学は学生自治を要求して荒れ狂い、今は千年の都と呼ばれる京都だが、社会党推薦の蜷川虎三が7期28年府知事として君臨し、共産党は京都府政においては与党だった。

そんな頃、立て看板もにぎにぎしい京都大学法学部の授業中に、教授が

「日本で一番「法案」に精通している人は誰か知ってるか?」

と学生たちに聞いた。

誰だ、誰だとざわめく学生たちに教授は

「今上陛下(昭和天皇)」(へぇ、左翼バリバリでも「陛下」と呼ぶんだ)

成立した法律は公布しなければならないので(記憶では30日以内?)必ず天皇に奏上され、陛下に御名御璽をお願いする。

「陛下はその法律の条文を全部読まれるそうだ、全部だぞ、全部」

当時、公害規制法が出来、その関連法が怒涛の勢いで矢継ぎ早に成立していた。

「タイキチュウの××は、レイテンレイレイレイイチピイピイエム…と声を出して読まれるそうだ」

その話をしてくれた法学部の学生に「法律勉強してる人は読まないの?」と聞くと、「誰がそんなもの読むかよ、商法や税法なんか毎年、細かい数字がちょっとずつ変わるんだぜ、関係ある人間が、関係あるところをちょっと見るだけさ」


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内閣法制局「法律ができるまで」

http://www.clb.go.jp/law/index.html @rink



ちなみに、去年(2015年)成立・公布された法律はこれだけある。

http://www.clb.go.jp/contents/promulgation/law_27.html @rink

その中の一番最初の「地方交付税法等の一部を改正する法律案」をみてみると、

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/190/pdf/s031900221900.pdf 

pdfファイルで19ページある。

80歳を超えても、病に倒れられるまで、こういうものを一字一字、律儀に読んでおられたのやなぁ、と思うと、かたじけなさに涙があふれてくる。

○○の規定については、第△条×項を準用する、なんて書いてあれば、第△条×項へ戻って確かめる、なんてこともされていたのかもしれぬ。

こりゃ、外を出歩いているヒマなんかないぞ。

翻って、アキヒトさんはもしかして「めくら判」か?


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それで「生前退位」に戻って考えてみるのだが、アキヒトさんは当然法律がどのように出来るのかわかっているはず、皇太子さまもだ。

アキヒトさんは5年ほど前から「生前退位」を考えており、ちょっとずつ心の内をもらしたり、月1回、息子たち(鯰も入っている、クソ)や宮内庁長官と話し合いを持つ場を作ってからは、その場で話にのぼることもあったというから、当然、長官は具体的に検討し、その結果などを折々報告していたことになる。

つまりアキヒトさんは、本人が言えば「憲法違反」となること、法律の方(皇室典範)を改正するにしても、(たぶん根回しも入れて)数年はかかるだろう、ということもわかっていたはずである。
一部改正でもなく関連法でもなく、憲法にも触れるところだから、条文をどうするか、使用する文言ひとつひとつ検討しなくちゃいけないからさ、数年は大げさだとしても、すぐに出来上がるものではないわね。
国民はそんな面倒なことだとは思わないから、「あら、今すぐやれば~ぁ」というのが大半だったと思うけどね。

でも、官僚あたりから「すぐには無理ですよ」とある程度の説明を受けて、なお「GO!」と言ったのだとしたら、ターゲットは次の天皇、つまり皇太子さまのために作る、ということだわね。

自分の年、いくつやと思うとるのや、80やろが?
普通のオヤジでも「そんな大層なことになるのなら、もういいよ、崩御の方が先になるかもしれないし(苦笑)」と、口には出さなくても考えませんかね?


息子が天皇になり、公務ができないほど弱る、自分は死んで何年たってると思っとるねん。
そんな何十年先のことを、今から画策していくんか?
ひどい親だね。
っていうより、やっぱり、次の天皇と決まっている長男をいつでも引きずりおろせるように、その準備ですかい?

「公務についての考え方は、時代とともに変わるものもあるので、次の世代のことはそれを担うものにまかせようと思う」と言ったこともあるのに、口先だけだったんかい?

この頃、お出かけ先にこれみよがしに執務用の机と椅子をわざわざ運ばせるそうだけど、宮殿の執務室でしっかり法律の条文を読み込んで「お名前」書いていたらいいじゃん。

それが「公的なお仕事」でしょ。
第一にやるべきことですよ。











この性悪じじい!
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